パンダガジュマルを購入して約20日ほど経過したある日。ふと視線をパンダガジュマルに移すと、あることに気づきました。
「あれ、黒い斑点が増えてない……??」
購入当初は小さなポツポツが数点だけだったのですが、だんだん範囲が広がり、葉が腐ることが多くなりました。ネットで検索をかけたところ、「炭疽病」という症状とそっくりでした。
炭疽病ってなに?
黒褐色の小斑点がしだいに拡大し、斑点の内側が淡褐色~灰白色の大きな病斑になり、葉に穴が開いたり、葉先から枯れてきます。
ランなどを室内で栽培する場合は風通しを良くし、高温多湿を避けます。発病葉は早めに取り除き、剪定した茎葉も処分します。発病初期の薬剤散布で発生を防除します。
原因はカビ。ということで、急遽対策をとることにしました。
対策したこと
- 植え替え
- 発病した葉を剪定
- 枯れた葉を撤去
- 竹酢液の散布
植え替えは当初やるつもりがなかったのですが、土が貧弱で植物が弱ってる可能性があったので決行しました。本来は冬だからやっちゃいけないんですけどね……。
植え替え
ということでクッソ寒い中植え替えをやったわけですが、あることに気づきまして。
「あれ、こいつに全然水をやってないような……」
購入当初、冬ということで植え替えをやらなかったのですが、それが仇になってました。こいつ、水はけが悪い土や……!
流通~販売時に水をやる回数を減らすために、わざと水はけの悪い土を使ってるところがありまして。こう言うといいように聞こえますが、裏を返せば「カビが生えやすい」んですよ。
それでは炭そ病の原因をもう一度見てみましょう。「高温多湿でカビが発生した」はい、アウト。
植え替えの判断して正解だったっぽい。あとついでに 大きなお世話 オシャレでおいてくれたウッドチップも撤去します。こいつのせいで枯れた葉が下にあることに気づかなかったんですよね。
竹酢液で除菌
霧吹きに水400ml、竹酢液を0.8ml(500倍濃度)入れます。
スポイトでちょろっと入れただけ!!!すごくコスパよい……いやいやいや、万年筆インクレベルしか入れてねぇじゃねえか!!!1.5Lって多くね???(農業用だから当たり前)
これをティッシュに吹きかけて、葉っぱを吹きます。パンダガジュマルの葉が小さいのと、葉をもぎ取った個所から白い液(肌に触れるとかぶれるやつ)が出て苦戦しましたよ、えぇ。
対処したパンダガジュマル
ということでこんな感じになりました。3,300円したお高い植物でこんな危ない橋を渡りたくなかったんですけどねぇ……。春までまだ1・2か月掛かりますし、その間に枯れるならやれることをやりたいなと思い、この行動に移りました。
多分この1か月が正念場になると思います。頼む、耐えてくれ……!!